NY株 大幅下落 原油価格クラッシュ

ダウ -7.79% 寄り付き直後に発動基準となる7%安をつけ、ニューヨーク証券取引所はサーキットブレイカー発動で15分の取引停止。SPは2/19の高値からこの日の引けまでで19%も下げた。

サーキットブレーカー制度は、2010年に米国株が瞬間的に1000ドル近く下げた「フラッシュ・クラッシュ」を防げなかったことをきっかけに改正され、13年に新ルールが適用された。9日の発動は新ルール導入後初めてだ。今回の相場波乱は、原油価格が約3割安と急落した「原油クラッシュ」が引き金となった。米国株の動揺は終日収まらず、ダウ平均は前週末比2013ドル76セント(7.78%)安の2万3851ドル02セントで引けた。下げ幅としては過去最大。

 

原油急落の原因は石油輸出国機構OPEC)加盟国とロシアによる追加減産協議の決裂だ。サウジアラビアが増産姿勢に転じ、供給過剰が懸念された。

2014年の記憶がよみがえる。OPECが米シェールガス業界への対抗上、価格維持よりシェア拡大を優先し、減産を見送りを決めた。原油安でエネルギー企業の業績は悪化し、資金調達手段だった米低格付け債の上乗せ金利(スプレッド)が上昇。資金繰り難で16年までデフォルト(債務不履行)が相次いだ。FTによると足元で低格付け債の上乗せ幅は16年以来の水準になった。

 

世界恐慌」なんてことばも出始める。専門家の新型コロナウィルスは長期化することの見方もあり、経済への影響を考えるとなくも無い。

東京オリンピックはやはり難しいか?

ただ中国の感染者の増加が落ちついてきているし、韓国も若干だが増加スピードが鈍りつつあるので,日本も来月くらいには落ち着いてくるのではないかと期待してしまう。楽観し過ぎかな?

 

f:id:getfreelunch:20200310101034j:image